日々これ好日

山や自然、音楽が好き。そんな私は色々な事が起きる日々の中で、好き日を過ごす事を考えています。

サイクリング・自転車

計画通り、新春佐野厄除けラン

三十年以上も昔、皆がまだお気楽な社員だった時代。四人のマウンテンバイク野郎どもは秩父の河原で自転車に興じ、焚き火をしてテントで寝た。小綺麗なたくさんの用品に囲まれて非日常を野山に求めるキャンブブームが後に来るとも想像できない頃だった。 当時…

脛に傷あり・Wレバーの締め増し

Wレバーで変速する自転車に魅かれて長い時間が経った。小学生の頃の電飾のついたセミドロップハンドル自転車は今思えばトップチューブに今の自動車のATレバーのような変速レバーが付いていた。せいぜい5段変速だったのか。社会人になってからブームに乗って…

旅の風景・カンで走る楽しさ

カーナビは便利で、単なる現在地を示すものから最短ルート表示、渋滞回避。そしてテレビを見て音楽を聴く機器として多機能化した。しかしそれもスマホに駆逐されつつある。カーナビにせよ、スマホにせよ、現在地は直ぐにわかるし目的地へのナビもストレスな…

旅の風景・廃線跡にて

自転車を降りて手で押しながら歩いている。足元の錆びついたレールが目に留まる。 細いレールだ。間違えなくそれは一日数本しか走らない支線のレールだったろうし、それが使われなくなり半世紀は近いのではないだろうか。 枕木は割れ、レールは赤く錆びてい…

革サドルの唄

随分とお世話になったものだ。これに跨り走った距離はどれほどか。 ライン川沿いを下り国境を越えてドイツからオランダに出たのもこのサドルだった。シャンパーニュやブルゴーニュそして古城が美しいロアール川沿いを走ったのもこのサドルだった。日本に帰国…

旅の風景・分岐線

ゆっくりとランドナーを走らせる。目的地の港町は近いのか潮の香りがする。一時停止、踏切だ。 それは目を奪う風景だった。単線のレールがまっすぐに伸びていく。そしてそこから一本の単線レールが頼りなさそうに分岐していくのだった。 単線とはいえ前者の…

旅のカバン

旅が好きな方ならば、だれしもがお気に入りの旅行鞄を持っているだろう。ヨーロッパの空港などで無造作にルイ・ヴィトンの大きなトランクケースがターンテーブルを回ってくるのを見ると、ああ、鞄冥利に尽きるのだろうな、と思う。そう、まさに旅の数だけ傷…

鳥居に導かれる 上信電鉄サイクリング

見事な秋空の演出だった。晴れていたはずの空もいつしか日が傾きかける。「秋の日はつるべ落とし」と言わんばかりに急速に暗くなってきたがそれは太陽が一時流れてきた雲に隠されたせいもあった。しかし思わぬ光景にブレーキレバーを握っていた。雲の隙間か…

「旅がらす」の想い

何かに熱中していて、ふと我に返る。「あれ、なぜ自分は今こんなことをやっているのだろう?」と自問自答が湧いてくる。そんなことが無いだろうか? 好きなことに取り組んでいるはずでもその思いは時々不意に顔を出す。取り組んでいることが肉体的に厳しけれ…

旅する本

書棚を整理していたら、一冊の古びた本が出てきた。 1990年発行のガイドムックで「MTBフィールドガイド・関東甲信越編」とある。 ああ、ここにあったのか。懐かしい本だな。この本を見て、いくつかルートの参考にさせてもらったな、と即座に思い出したのだっ…

谷戸の奥へ。鶴見川源流のサイクリング

谷戸。谷地。響きが良い。何か惹かれるものがある。 丘陵地から複数の枝尾根が発生する。その間にはいつしか水が湧き、谷が形成される。沢の誕生。深山ならばそれは深い谷になりやがて大きな川になる。神奈川県の下末吉台地や東京都の境、多摩丘陵あたりでは…

駅そばシリーズ(10) 三島駅 爽亭

転勤で新幹線通勤をしていた静岡県三島駅。記憶もやや曖昧だがこの駅には4軒、いやもしかしたら5軒の立ち食いそば店があった。 新幹線ホーム。東海道線ホーム、南口改札横、そしてこの駅を始発とする伊豆箱根鉄道駿豆線の開札内。これでは4軒だが、東海道線…

懐かしの駿東を巡るサイクルツーリング

サイクリングの楽しみ方は人それぞれだろう。 自分は「走りヤ」でもなく「峠ヤ」でもない。「ロングライド」にも関心がない。峠もロングライドも結果であり目的ではない。一人で走る気ままな小さな「旅」に興味ある。気心の知れた仲間と走るのならニ・三人ま…

旅の風景・風の匂い

旅をする人なら誰も、「風の匂い」を知っているだろう。 その旅とは勿論、徒歩や自転車などによる人力の旅の話。バイクや車、鉄道やバス、飛行機などの旅行では残念ながら「風の匂い」を自分は感じたことがない。唯一バイクでは感じるが、その匂いは徒歩や自…

相棒みがき

コロナにかかり10日間の外出禁止。最初の3日で熱も下がり、あと一週間は何をしよう。読みかけていた本をよんだり、書きかけていたものを書き足したり。しかし納期も何もない、縛りが無いと人間ここまで堕落できるのか、といった具合に怠惰になる。家の中に居…

悠悠閑閑。坂東太郎と水郷・佐原のサイクリング

それは自分の感覚では推し量ることのできない悠々とした大きさだった。川岸の舗装路でいくらペダルを踏んでも風景には大きな変化がない。時の流れも又、異質なものだった。 川下から吹いてくる風は向かい風。サイクリストにとって向かい風とはまさに逆風。ペ…

フレームカバーを作りました

旅する自転車「ランドナー」。ある時は前輪を外して車のリアペースに収め、ある時はフロントフォークごと外して輪行袋に入れそのまま鉄道に載せる。こうして我がランドナーは様々なところへ出かけてきた。「旅する自転車」なのだから仕方がない。しかしその…

ランドナーの輪行袋

自転車を列車に載せる。輪行。スポーツサイクルに興味がない方には大変なことに思うのだろうか。しかしバラした自転車を輪行袋に入れて車両の端に固定してしまえば、サイクリストの背中には羽が生え、旅の扉は開かれる。鉄道が未知なる遠い世界迄運んで行っ…

黒磯から宇都宮へ、時間と空間を走りつなぐサイクリング

サイクリングをしていると、走ったルートを繋ぎたくなるという思いを抑えられなくなる。細切れな線よりもそれは一本にしたい。当然長く伸ばしたくなる。地図上のその一本線が延びると嬉しくなる。これではきりが無い。 北は宇都宮まで自宅から一筆書きが出来…

坂の街の自転車屋さん

普段の交通の足。公共交通機関を除いた身近な移動手段と言えば自動車、バイク。もっと簡易なものは自転車だろう。 いずれも気づけば、派手に、あるいは地味に技術革新がされている。派手な革新は自動車だろうか。今は新車の主流は電気自動車・ハイブリット車…

観音崎と浦賀渡船 ユーミンの歌世界を自転車で

ユーミン(荒井由実および1986年までの松任谷由実)の音楽世界がとても好きなのです。そして当時の彼女の歌に出てくるシーンを訪問したいという想いがあります。できればそのすべてを自分の自転車の軌跡でつなぎたいのです。 これまで、八王子・府中・立川・…

ランドナーのメンテ ブレーキワイヤー交換

愛車も納車されてから10年近く経ちます。ピカピカだったクロモリフレームもいつしか傷だらけ。輪行は勿論の事、車に積んでも傷はつきます。旅の友であるサイクリング車に傷はつきもの。道具ですから。 傷はタッチアップペンで補修しますが、消耗パーツは定期…

手作りの贈り物 サコッシュ

手作りの贈り物。遠い昔の話しか浮かばない。 高校や大学生の頃、交際相手の女性から手編みのマフラーを貰う・・漫画やドラマで見るシーン。そんな世界には無縁だったので余計に憧れたものだった。・・。ああ、でもあるな。毛糸の手袋だった。指にフードがつ…

近所の異国を走る 鶴見線から羽田まで

鶴見線。都会の中の、工業地帯の中のローカル線、と言われています。工場の始業と終業時間以外は確かに本数も少ないです。本線に加え大川支線と海芝浦支線。一昔前はチョコレート色の旧型国電も現役でしたが、今は103系の時代も去り205系が走っています。味…

着せ替え人形のようです

フレンチロードのサドルを交換しました。 もともとランドナーの師匠から素敵なバックスキンのサドルをこの自転車用に頂いたのですが、さすがに劣化してしまい、とりあえずネットで格安の「それらしい」サドルを手に入れました。しかし1回の仕様で表皮は剥が…

愛車の足まわりを交換です

我が愛車・ランドナーのタイヤ交換をしました。 元のタイヤは10年近く履いていたのですが、オープンのサイドウォールが劣化しておりサイドの構成繊維が露わになっていました。破断までそう時間はかからないでしょう。ランドナーを組んでいただいた自転車さん…

記憶が消える前に・・・私の東叡ランドナー

SNSで私のランドナーの師匠が先日ご本人の愛車を紹介されていました。 師匠と勝手に呼んでいるお方は、山の大先輩ですが、私がランドナーをオーダーフレームで作るにあたり、色々助言を下さった方です。また実際に実車を拝見しに行き参考にし、かつ、貴重な…

逗子・亀岡八幡宮の自転車フリマ

友人に誘われ、逗子の駅前、亀岡八幡宮で行われてたクラシック自転車のフリマに行ってきました。 逗子に行くなら自宅から自走です。11月の朝は肌寒いですが、走り出すとすぐに暖かくなりました。戸塚を経由して大船、北鎌倉と、順調に脚が伸びます。とはいえ…

ついに山梨県へ サイクルツーリング

私の「とある」サイクリング計画実現に向けての第2弾、自宅からの自転車軌跡一筆書き、その軌跡を西に伸ばそう計画で、ついに山梨県まで足跡(自転車だから輪跡?)を伸ばしました。 前回は府中市是政から高尾駅往復52キロのランでした。今日はそれを西へ。…

甲府盆地を視野に捉えるサイクルツーリング

私の「とある」サイクリング計画実現に向けての第三弾。自転車による自宅からの自転車軌跡一筆書き、その軌跡を西に伸ばそうという計画で前回の軌跡を引き継ぎついに甲府盆地を視野に入れることが出来ました。 前回の終点である上野原駅が今度は始点。ここで…