日々これ好日

山や自然、音楽が好き。そんな私は色々な事が起きる日々の中で、好き日を過ごす事を考えています。

サイクリング・自転車

懐かしの駿東を巡るサイクルツーリング

サイクリングの楽しみ方は人それぞれだろう。 自分は「走りヤ」でもなく「峠ヤ」でもない。「ロングライド」にも関心がない。峠もロングライドも結果であり目的ではない。一人で走る気ままな小さな「旅」に興味ある。気心の知れた仲間と走るのならニ・三人ま…

旅の風景・風の匂い

旅をする人なら誰も、「風の匂い」を知っているだろう。 その旅とは勿論、徒歩や自転車などによる人力の旅の話。バイクや車、鉄道やバス、飛行機などの旅行では残念ながら「風の匂い」を自分は感じたことがない。唯一バイクでは感じるが、その匂いは徒歩や自…

相棒みがき

コロナにかかり10日間の外出禁止。最初の3日で熱も下がり、あと一週間は何をしよう。読みかけていた本をよんだり、書きかけていたものを書き足したり。しかし納期も何もない、縛りが無いと人間ここまで堕落できるのか、といった具合に怠惰になる。家の中に居…

悠悠閑閑。坂東太郎と水郷・佐原のサイクリング

それは自分の感覚では推し量ることのできない悠々とした大きさだった。川岸の舗装路でいくらペダルを踏んでも風景には大きな変化がない。時の流れも又、異質なものだった。 川下から吹いてくる風は向かい風。サイクリストにとって向かい風とはまさに逆風。ペ…

フレームカバーを作りました

旅する自転車「ランドナー」。ある時は前輪を外して車のリアペースに収め、ある時はフロントフォークごと外して輪行袋に入れそのまま鉄道に載せる。こうして我がランドナーは様々なところへ出かけてきた。「旅する自転車」なのだから仕方がない。しかしその…

ランドナーの輪行袋

自転車を列車に載せる。輪行。スポーツサイクルに興味がない方には大変なことに思うのだろうか。しかしバラした自転車を輪行袋に入れて車両の端に固定してしまえば、サイクリストの背中には羽が生え、旅の扉は開かれる。鉄道が未知なる遠い世界迄運んで行っ…

黒磯から宇都宮へ、時間と空間を走りつなぐサイクリング

サイクリングをしていると、走ったルートを繋ぎたくなるという思いを抑えられなくなる。細切れな線よりもそれは一本にしたい。当然長く伸ばしたくなる。地図上のその一本線が延びると嬉しくなる。これではきりが無い。 北は宇都宮まで自宅から一筆書きが出来…

坂の街の自転車屋さん

普段の交通の足。公共交通機関を除いた身近な移動手段と言えば自動車、バイク。もっと簡易なものは自転車だろう。 いずれも気づけば、派手に、あるいは地味に技術革新がされている。派手な革新は自動車だろうか。今は新車の主流は電気自動車・ハイブリット車…

ユーミンの歌世界を自転車で・観音崎と浦賀渡船 

ユーミン(荒井由実および1986年までの松任谷由実)の音楽世界がとても好きなのです。そして当時の彼女の歌に出てくるシーンを訪問したいという想いがあります。できればそのすべてを自分の自転車の軌跡でつなぎたいのです。 これまで、八王子・府中・立川・…

ランドナーのメンテ ブレーキワイヤー交換

愛車も納車されてから10年近く経ちます。ピカピカだったクロモリフレームもいつしか傷だらけ。輪行は勿論の事、車に積んでも傷はつきます。旅の友であるサイクリング車に傷はつきもの。道具ですから。 傷はタッチアップペンで補修しますが、消耗パーツは定期…

手作りの贈り物 サコッシュ

手作りの贈り物。遠い昔の話しか浮かばない。 高校や大学生の頃、交際相手の女性から手編みのマフラーを貰う・・漫画やドラマで見るシーン。そんな世界には無縁だったので余計に憧れたものだった。・・。ああ、でもあるな。毛糸の手袋だった。指にフードがつ…

近所の異国を走る 鶴見線から羽田まで

鶴見線。都会の中の、工業地帯の中のローカル線、と言われています。工場の始業と終業時間以外は確かに本数も少ないです。本線に加え大川支線と海芝浦支線。一昔前はチョコレート色の旧型国電も現役でしたが、今は103系の時代も去り205系が走っています。味…

着せ替え人形のようです

フレンチロードのサドルを交換しました。 もともとランドナーの師匠から素敵なバックスキンのサドルをこの自転車用に頂いたのですが、さすがに劣化してしまい、とりあえずネットで格安の「それらしい」サドルを手に入れました。しかし1回の仕様で表皮は剥が…

愛車の足まわりを交換です

我が愛車・ランドナーのタイヤ交換をしました。 元のタイヤは10年近く履いていたのですが、オープンのサイドウォールが劣化しておりサイドの構成繊維が露わになっていました。破断までそう時間はかからないでしょう。ランドナーを組んでいただいた自転車さん…

記憶が消える前に・・・私の東叡ランドナー

SNSで私のランドナーの師匠が先日ご本人の愛車を紹介されていました。 師匠と勝手に呼んでいるお方は、山の大先輩ですが、私がランドナーをオーダーフレームで作るにあたり、色々助言を下さった方です。また実際に実車を拝見しに行き参考にし、かつ、貴重な…

逗子・亀岡八幡宮の自転車フリマ

友人に誘われ、逗子の駅前、亀岡八幡宮で行われてたクラシック自転車のフリマに行ってきました。 逗子に行くなら自宅から自走です。11月の朝は肌寒いですが、走り出すとすぐに暖かくなりました。戸塚を経由して大船、北鎌倉と、順調に脚が伸びます。とはいえ…

ついに山梨県へ サイクルツーリング

私の「とある」サイクリング計画実現に向けての第2弾、自宅からの自転車軌跡一筆書き、その軌跡を西に伸ばそう計画で、ついに山梨県まで足跡(自転車だから輪跡?)を伸ばしました。 前回は府中市是政から高尾駅往復52キロのランでした。今日はそれを西へ。…

甲府盆地を視野に捉えるサイクルツーリング

私の「とある」サイクリング計画実現に向けての第三弾。自転車による自宅からの自転車軌跡一筆書き、その軌跡を西に伸ばそうという計画で前回の軌跡を引き継ぎついに甲府盆地を視野に入れることが出来ました。 前回の終点である上野原駅が今度は始点。ここで…

秋を感じたサイクルツーリング 府中から高尾まで

本日は、とある計画のステップの一つで、サイクリングをしました。 これまでの自分のサイクリングの軌跡は横浜の自宅から多摩川サイクリングロードを通り、府中、そして所沢、熊谷、佐野、栃木、そして宇都宮 と一本の線でつながっています。こんどはそれを…

蔵の街栃木から餃子の街宇都宮までのサイクルツーリング

ある週末、地元のサイクリング仲間と共に東北線に自転車を二台載せ両毛線経由で栃木市まで列車に揺られました。栃木駅で自転車を組み、そこから鹿沼市を経由し宇都宮までサイクリングです。 栃木市は巴波川沿いに黒塀と蔵が並ぶ風景が好ましく自分の気に入っ…

フランス車を、蘇らせよう! その6

作業終了です。 シートポストのやぐらを逆にしてすっきりさせました。これはやるとやらないでは見た目が違うと思っています。シートの中にやぐらが収まりますので。 又、バーテープを交換しました。テープは某量販店のオリジナル、安いものに手を出しました…

フランス車を、蘇らせよう! その5

ほぼほぼ終わり。 ずっと取り組んでいた80年代フレンチロードの改修に終わりが見えてきました。ほぼほぼ終わりです。着手前は簡単に思えましたが、80年代のフランス車に今の日本パーツを組み込むことの困難さを充分に感じさせてくれました。規格も工作精度も…

フランス車を、蘇らせよう! その4

先日は夜のワンコの散歩で、行きつけの自転車に立ち寄って、ご主人とずっと話をしていました。 その店には、自転車を見てもらう時も行きますが、むしろご主人と話すために行っているようなもんです。 その道何十年のご主人、自分ははこの店でランドナーのフ…

フランス車を、蘇らせよう! その3

部品が届いた! 発注していた部品が届きました。我が家の欧州車であるフレンチロードのメンテ計画のステップの一つです。 それに加えて、これを機会に部品換装。ブレーキユニットの換装、シートの交換、SPDペダルの換装、ドロップハンドル末端に装着するLED…

フランス車を、蘇らせよう! その2

昨日は前輪のリムとフレームの前三角(トップチューブ・ダウンチューブ・シートチューブ)の研磨と再塗装(クリアラッカー吹付)を行い、後ろ三角と後輪のリム、そしてステムの清掃・研磨を次工程として残しています。お世話になったのは下記三点 ピカール :…

ランドナーのパンク修理 ~ DNAの繋がり

チューブと言っても頭に浮かぶ単語は様々ですかね。オーディオやアマチュア無線の人は「真空管」になりますか。自転車の人は「チューブ(これ以上和訳できない)」ですね。 先日久々にランドナーに乗ろうと廊下から引っ張り出しました。頭の手術をすると、平…

フランス車を、蘇らせよう! その1

今日は近所のクリニックでコロナワクチン接種1回目でした。車で行く距離でもないので、フランス車?でポタリングです。 フランス車・・そう、これは正真正銘の欧州車。Made in Fraceとトップチューブに明記されている!プジョーなんです。 このプジョーのロ…