難しいね、緑のオフィス
家でPCに向かっていると雑念が多いので集中できないですね。
スタンドに立てかけているベースも弾きたくなるし、アマチュア無線機の電源も入れたくなる。古い本も開きたくなる。登山地図が見たくなる。時刻表を読みたくなる。だからPCに向かっての作業は進みません。作業と言っても実はたいしたことをしていないのです。でも少しづつカタチにしていきたいものがあるのです。
スタバのデッキも良いですが、心地よいのはやはりクヌギやコナラの雑木林の下で木漏れ日を受けてPCに向かうことです。
やっていることはお金をもらうような事ではないので一生懸命やる必要はないですが、家だと雑念多すぎるのは上に書いたとおりです。
さくっと手に入れた折たたみ式の椅子とテーブル。これを緑の下では広げようという構想です。
満を持して近所の県立公園へ。椅子とテーブルを組み立てますが、簡単だしなかなか良い感じ。ここなら頭もよく回るだろう。新鮮な空気。豊かな緑。頭の中にフレッシュな緑の酸素に満たされる感じ。
しかし。
それはあくまで「感じ」でしかありませんでした。
ヤブ蚊。
さてと、と着席とともに猛烈な数のヤツラが我が身を襲ってきました。養魚所の餌やりではありませんが大量の蚊がぶんぶん飛び回り頭が真っ白になりました。トドが餌を氷の上に乗せるとそれを見た周りから一気に他のトドが餌をめがけてやってくる、そんな感じでしょうか。待ってました、という声が聞こえそうな群れ様。そそくさと退散しました。既に5、6箇所さされてました。
涼しくなったので蚊はもういないだろう、というのは甘い考えでした。こんな低地では、晩夏の森林浴でも成立しないのですね。
さて、緑無き自宅の3階ベランダに移籍すべきか、我が緑のオフィス。
当分はスタバだな。緑のオフィスは難しい。といって秋から冬に、寒風の中公園の林の下でコートを着て座るのも嫌だな。
結局もとに戻ってしまいました。
まあ大したことやってないから、いいか。
