日々これ好日

山や自然、音楽が好き。そんな私は色々な事が起きる日々の中で、好き日を過ごす事を考えています。

やってみました!アボカドとサーモンのカペッリーニ

平日の朝はNHKの朝ドラです。今のクールは色々突っ込みどころ満載なドラマが放映中ですが、まぁ習慣で見るわけです。それが終わってからの番組「あさイチ」。実はこれが楽しみです。今日は夏場には美味しそうな冷静パスタのメニューが紹介されていましたので、さっそくそれを録画して、挑戦しました。

アボガド、サーモン、それにツナを用いた冷たいパスタです。勿論あさイチにそれを見てから今晩の夕食は「決まり」です。湿っぽくて暑い日々が続きます。タンパク質も豊富です。繊維の少なさが気になりましたがまぁサラダで補えますね。これなら奥さんも喜んで食べてくれる事でしょう。朝からやる気満々、珍しいことに午前中から行動して、スーパーで足りない具材を追加です。

詳しいレシピと作り方はNHKのサイト(下記)に譲ります。

https://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/220712/recipe_1.html

作ってみての自分の所感です。

- 具材:
・近所のスーパーにはバジルがありませんでした。チューブバジルがありましたのでそれで行きます。
・レモンはプラボトル入りのレモン液を使いました。
カペッリーニを使うわけですが、食べてみての感想。素麺ないし冷や麦でも十分行けます。後者2点は麺自体に塩分が多いので、却って使いやすいかもしれません。

- 作り方:
・レシピ通り。ツナ入りソース(トマトジュース、ツナ缶、醤油、バジル、ニンニク、オリーブオイル)とトッピング(アボガド、サーモン刺身ざく切り、味付けは醤油とオリーブオイル、塩コショウ、バジル、レモン液)をそれぞれボウルに冷やしておきます。ここはレシピ通りです。
カッペリーニを茹でます。硬めに茹でるところまでは良い感じです。そして真水で締めてぬめりを取り、ソースに絡ませるのですが、ここで2つほど失敗をしました。ここは番組でも先生が力説していたところでした。
①まずは麺の水分取り。笊で水を切りキッチンペーパーで水分を取りましたが、不十分でした。これは乾いたコットン生地などで水分をしっかりとるべきでしょう。ソースに馴染ませても水っぽさが残ったのです。
②ソースに冷たいカペッリーニを馴染ませるのですが、番組では先生は手でこねる様にスープに馴染ませるように、と言う話でした。自分はサイバシでやってしまいました。その結果、汁気の馴染みが少なかったのです。次回は手でこねよう!
③レシピは一人前カペッリーニ60グラムということです。二人前で120グラムか・・・。しかしこれまで自分のパスタ料理はスぺゲッティにせよリングイネにせよ、フェトチーネにせよ、ショートパスタにせよ、1人前で乾麺110グラム程度使っていましたので、勝手な判断で二人前で220グラムを使ったのです。これでは当然ソースが足りませんでした!しかし、60グラムは、いかにも少ないですよね!

④バジルの葉は手に入らなかったので、大葉で代用。好い感じでした!

- 反省は多々ありますが、とても再現性の高いレシピです。具材は少し残りました。明日の夕食もコレでしょう。

- お酒: 自分は重たいフルボディの赤ワインしか飲まないのですが、これなら冷えた白ワインもよかろう。まぁたまには白も飲もうか。本当は白かロゼのスパークリングにしたかったのですが、いきなり数百円値段が高くなるので、いつもの500円チリワインも今回ばかりは白で。良く冷やしてから頂きました。・・・とてもこの冷製パスタに似合いました。安ワインがまるでシャブリのように思えるではないですか!家の中ではありますが、何となく、リゾート地の洒落たイタリアンレストランに来た気がしました。しかし、ジムから帰って早速の湯上りの自分自身はふやけたTシャツにパンツ一丁。仕事帰りの家内もお疲れ気味で伸びきっています。こんな二人では、とてもリゾート地のレストランではないことに気づきました。かといって今更きちんとした格好をするわけにも行きません。はい、まあ、それも仕方のない話です。

白ワイン片手のアボカドとサーモンのカペッリーニ。大変に美味しく頂きました。パスタは平らげましたが、少し余った白ワインの為に、カマンベールチーズの出番も決まったようなものです。ああ、ほとんど自分が飲んでしまったのですが、二人で白ワイン一瓶。あまりに簡単に飲み干しました。いいのだろうか?

食べ物は、確かに人にくつろぎと豊かな時間をくれるのですね。こんな似非料理でも、まぁ、味音痴の初老夫婦を確かに満たしてくれたわけです・・・。

追記ですが、この番組を見ての追加の材料の買い出しにて。自分の前のカートの女性が、さっそくバジルとカペッリーニを買っていくわけです。すでにバジルは無くなってしまっていたのです。きっと彼女もNHKの番組を見たのでしょう。なんだ、俺と同じ思考回路か。さすがにテレビで放映されたレシピは人気があるのだな! そう感じたのです。

NHKのレシピとは分量も内容も変えてしまいましたが、満足の料理でした。久々のチリの白ワイン。500円でも初老夫婦は大満足でした。まるでリゾート地のイタリアン?いえ、生活感満載の、食卓です。