東北地方の地震、友人も家の室内などで影響が出ているようです。東北新幹線の映像もテレビで流れますが、復旧まで時間がかかりそうに見受けます。そんな中申し訳ないのです。しかし今日は少しめでたいことがあり、家内と乾杯でした。
・キノコ入りハンバーグと大根ときのこのソテー・赤ワインのグレービーソース掛け
・ベーコンと高原ルッコラのペペロンチーノ・アリ・オ・リオ、高原ペペロンチーノ添え。
をちゃっちゃと作り、夕餉の食卓に載せました。家内は普段は下戸ですが、なにかあると人並みに飲みます。ただしその場合は直ぐに就寝します。
乾杯はワインです。ワインは独りでも日常的に飲みますが、家内と飲むのは状況次第です。今日はそんな状況だったのです。スーパーで棚ずれ品のチリワインのロゼが激安でしたので・・。料理を問わずフルボディの赤ワインが好きです。チリ産は安く入手できるので最近はそればかり。しかし春から初夏はロゼの季節。夏はロゼか白のスパークリング・・。なんとなくそんなしきたりが我が家にはあります。
ペペロンチーノとルッコラは先週とある高原に赴き、そこの地元の農産物を仕入れてきたものです。いつもながら、とても美味しい。ペペロンチーノは形も大きさも、なにより風味と辛さが、素晴らしいです。ルッコラも強い生命力のある匂いを放ってくれています。それらをささっとパスタソースにするわけですから、美味しいに決まっています。素材が良いのです。
ロゼの薄紅色も鮮やかに、短時間ではありますが冷やしていたので、夕食に良く似合いました。食事はそそくさと済ませるものではなく、ワインを飲みながらゆっくりと会話しながら楽しむと良いようで・・。まだまだ自分にはそんなスローな時間に耐えうる料理を作ることは出来ません。また今更家内と会話が弾むわけでもありません。しかしどちらもまた、ゆっくりと、やっていくのです・・・。
明日から少し寒の戻りがあるという天気予報です。しかしいち早くロゼを冷やして楽しみました。行きつ戻りつ、ロゼの季節。また一年が明けました。この調子ならロゼがスパークリングになるのも、もう少しです・・。嬉しい限りです。
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・ハンバーグ：合い挽きと玉ねぎ、エリンギみじんを加えて手でこねる。片栗粉をまぶし、サラダ油を少し引いたフライパンで焼く。初めは強火で両面を少し焦がし、あとは弱火にして赤ワインで投入。蓋をして蒸す感じ。焼き過ぎぬよう、フォークや楊枝で刺して肉汁の出具合を見ます。同じフライパンで電子レンジを2分かけたダイコンと、スライスしたキノコ(椎茸・エリンギ）を焼きます。フライパン一枚で2品・・。
・ソース：肉汁の残るフライパンに赤ワインとケチャップ・ウスターソースを投入。基本同量で。弱火でに少しに詰める感じです。砂糖や塩などは必要に応じて。蜂蜜を少し入れても美味しいです。
・パスタ：ベーコンはあらかじめカリカリに炒めて別皿に盛っており、最後に盛り付けます。ニンニクと唐辛子を低温のオリーブオイルで焼く（揚げる）感じで風味付けをします。。そこに白ワインとパスタの茹で汁で乳化させます。そこにルッコラを併せ、ゆであがったパスタを混ぜます。味付けは塩と胡椒で。最後にベーコンを載せました。何の変哲もない、いつもの作り方。具材が、ルッコラになったり菜の花になったり、ピーマンになったり茄子になったり。エリンギになったりブナシメジになったり椎茸になったり。究極のワンパターン、結局いつも同じなのです・・・。こんなのしか作れないのです。
いつもの事ながら、こんな料理をありがたがって食べてくれる人がいるので、感謝です。
