ワンコが唄う！ブルースハープ
久々にブルースハープを引っ張り出しました。
自分の好きなロックバンドのシンガーは皆さん上手くこれを演奏していますが、やはりスティーブ・マリオットだったかな、一番カッコいいと思ったのは。ミック・ジャガーも、ロジャー・ダルトリーも、みんな素晴らしい奏者ですね。あと意外だったのはロバート・プラント。Nobady's fault but mineあたりでは強烈なフレーズを演奏していました。そりゃ、ツェッペリンも当然ですよね。。。
自分のはHONNER社です。何本かありますが、キーFとCが手元にすぐに出てきました。残念ながらブルースナンバーなどやったことはありません。でも、意外にしっくりくるのは子供の頃に唄った歌。「埴生の宿」「夏の思い出」「赤とんぼ」「小さい秋見つけた」このあたりだと手探りで始められますね。自分は一時登山にこれを持ち歩いて、誰もいないテントサイドで吹いたりしたことがありました。なんというか、今思うとナルシの極みで恥ずかしい。でもまたやってみたい。ドイツの国歌（＝讃美歌194番 作曲はハイドン）なんかもハーモニカに向いているかもしれませんね。テント用には同じくHOHNERの超小型（確かキーはE)を持っていましたが、これは山道具の袋の中に入れっぱなしなので少し探すのに時間がかかりそうです。
就職して伽藍洞になった娘の部屋の中で少し「埴生の宿」をやってみました。もちろんしっかり覚えていました。
このあたりもブロウ・ベンド・ヴィヴラートいい感じです。すると驚いたことに同じく留守番をしていたワンコが、うーうー唸りだしました。犬が、なんでも昔の狼時代の名残で群れを呼ぶ声として救急車のサイレンに反応することは有名ですが、このハープにも反応しました。唸っているのではなく、旋律にあわせて歌ってくれたのです。
驚き！イングランド民謡も悪くないですね。
（2021年4月21日・記）
