日々これ好日

山や自然、音楽が好き。そんな私は色々な事が起きる日々の中で、好き日を過ごす事を考えています。

これで私も「Music Everywhere」

大好きなモータウンのナンバーです。マーサ&バンデラスと言えば「Daocing in the street」ですかね。映像での踊りも超イカしてますね。(https://www.youtube.com/watch?v=GuCBXTfoVq8

「世界中に叫びたいね!新しいビートへの準備は万端かい?夏だ。通りに出て踊ろう。ニューオリンズでも、ニューヨークでも。必要なのは音楽だけ。素敵な音楽。どこにでも音楽が流れている」

こんなイカした歌詞で、パンチあるマーサ・リーヴスが唄います。最高のダンスナンバーですね。数多くのロックミュージシャンもコピーした名曲でしょう。しかし溢れるビート、カッコよさで彼女たちを超えるものはないと思います。

There'll be music everywhere

この歌詞です。「どこにでも音楽」このひとくだりがもう何十年もずっと頭を離れません。皆さんもそうであるように、私もそう。音楽が無いとやってられません。常に耳元で好きな音楽が鳴っていてほしい。鳴らぬなら勝手に頭の中で鳴ります。音楽の無い人生ほどつまらないものもないでしょう。自分にはゆっくりと移ろってゆく四季も、24時間で動く地球の自転も「音楽」であるし、起伏にとんだ日常生活そのものが「音楽」であるとも思えます。

ここのところ日常生活の中で音楽に浸るには、スマホブルートゥースヘッドフォンでした。ブルートゥースのお陰でスマホの中の「お気に入りの」音楽にいつでも満たされることが出来ます。しかし料理を作っている際はいかにもヘッドフォンは堅苦しく何か良いものはないか?と思っていました。

友人宅で目にはしていました。ある友人はウッドデッキで鳴らすJBLの超小型箱型スピーカ。またある友人ご家庭では、リビングボードにさりげなく置いた丸型のスピーカー。いずれも高音質。オーナー様の好きな音楽がなり、皆さんハッピー。

・・自分で言う高音質とは「バスドラの音とベースギターがビンビンきて体が痺れる事」「オーケストラや合唱が心地よく聞こえる事」「ピアノやチェンバロ、オルガンの空気感を感じられる事」。手のひらに乗りそうな充電式のスピーカーでこんなことが可能なのですね。

そこで私もようやくポチリました。ネットの前評判はあまり見ずに買いましたが、簡単に鳴り始め、そこそこ自分の3つの高音質の定義を十分に満たしてくれました。形もウッディで可愛らしい。軽くて何処にも持ち運べます。今小脇に置いたこのスピーカからは荘厳な「マタイ受難曲」の冒頭合唱が過不足なく鳴り響いています。ダイナミックレンジの広い音ですが無難です。

無線技術・二次電池技術の進化。こんな技術革新が20年前には考えられなかった道具を与えてくれました。

選曲をDancing in the streetに変えましょう。マーサ&バンデラスも、あの時代にこんなデバイスがあったら大喜びでしょうね。これなら本当にそこらじゅうで音楽。There'll be music everywhere にevery time を付け加えたくなりますね。

ああ嬉しい。好きな音楽に囲まれます。今自分は、モータウンのリズムで、バンデラスの歌で、体が動いています。何処でも、いつでも。2千数百円で、素晴らしい買い物でした。

・・これで私も「Music Everywhere」です。

 

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2千数百円の割には良い音です。木の感じ漂う外観に惹かれました