職場にて空き時間があったので雑誌を見ていました。「低カロリーで美味しい料理」、そんなタイトルの写真の綺麗な雑誌です。ペラペラとページをめくり興味の湧いた料理をいくつか写真に収めました。
さてそんな中の一つ。「帆立と青梗菜のアクアパッツア」に惹かれました。緑と赤の色合いがイタリアンらしく感じたのです。青梗菜はイタリア料理とは縁が遠そうにも感じましたが・・。興味を持ったら即行動。今夜はこれにトライします。
レシピ通りですが材料の違いもあるので少しアレンジして作りました。2人分です。
青梗菜2株
プチトマト 適宜
帆立・・レシピでは缶詰ですが、より安価だった茹で帆立にしました。
ニンニク数かけ クラッシュして大きめに切ります。
塩・胡椒 適宜
オリーブ油
水1/2カップ（自分は白ワインを混ぜました）
具材系は浅鍋（フライパン）に並べてそこに調味料（塩コショウ、水・白ワイン）を入れて蓋をして煮込む。青梗菜がくたっとしたら（中火数分）食べ時です。
これだけです。自分はニンニクの風味付けが欲しかったで具材を並べる前に低温オリーブオイルでニンニクと唐辛子をじっくり炒め、そこに具材を載せました。
皿に載せておしまい。イタリアンパセリでもあるともっと素敵でしょう。残念ながら我が家にそのような食材はありませんでした。
付け合わせはバゲット。これにベーコンとチーズを載せてカナッペ風にします。バゲットはフランスのような味にはなかなか巡り合えません。しかしいくつか「パン屋」を巡っているとお気に入りが見つかります。そんな店の一本。スライスしてフライパンで焼いたベーコンとチーズを載せて、それが溶けるだけ30秒程度電子レンジをかけたものです。
このベーコン。友人から頂きました。友人がお店の手伝いをされている「高原のベーコン屋」さんです。手作りのベーコンは桜のチップの香りが漂い、街で売られているモノとは違います。味付けしなくて、焼いてバゲットに載せるだけ。チップの香りと本来の塩み、それにチーズの塩みが加わって絶妙な「簡易カナッペ」になりました。友人からは「ベーコンの味を感じられるように調理して味わってほしい」と注文があったので、これで正解のようでした。
職場の雑誌に載っていた料理と高原のベーコン。これに安くても美味しい赤ワイン（常飲用はチリ産ばかり）があれば、我が家にとっては素敵な夕食です。超簡易なアクアパッツアは海の香りとニンニク・オリーブ油が良いコンビネーションだし、危惧していた青梗菜もその味に馴染みます。そしてベーコンには脱帽です。
日本風アレンジの伊仏混合の料理。簡単で楽しめる夕べでした。家内はあまり飲まないので、独りで赤ワインを半分開けてしまう。それが、強いて言えば「ちょっと困る」事でしょうか。
追記：森の香りがする高原のベーコン屋さんです。お店の名前は「グリュン」さんです。http;//www.gryun.com
