日々これ好日

山や自然、音楽が好き。そんな私は色々な事が起きる日々の中で、好き日を過ごす事を考えています。

奥さんが見た夢の話

夢と言っても叶える夢ではなく睡眠中に見る夢のお話。

奥さんが今朝がた見た夢だという。ふだんも家内は睡眠中に夢を見て時々それにつられてか寝言を発する。かなり緊迫した寝言もあげるので、どんな夢を見ていたのか?と都度聞くと大概その内容は全く覚えていない。気楽なもんだ。・・・しかし今日は家内から話してくれた。随分と具体的な夢だったのだろう。

場所はとある高原。何故かそこに僕らは住んでいる。もう僕は80歳をとうに超えたという。そして僕は愛車ジムニーを売却にするべく中古車ディーラを呼んだそうだ。ディーラは「本当にこのジムニー売っていいですか?」と僕に聞いたらしい。

すると僕は、「もういいですよ、替わりに電動カート(シニアカー)を2台買う手配したから。」と自慢げに答えたという。家内がその場で、「電動カートなんて公道走れるの?スーパーまで行けるの?」と聞き、僕は「当たり前だよ。お米も水も運べる。すべては考慮済だよ。僕は三歩先をいつも考えているんだ!」と髪の毛の無い頭をコツコツと指さして自慢したという。

家内の夢はそこまでで、起床してから一番に家内が僕に尋ねたことは、「ねぇ、スーパー迄電動カートで行ける道のりなの?」だった。

何を考えているんだろう、彼女。行けなくはないだろうな。しかし僕が車を手放すとも考えずらい。だいたい何歳まで生きているものか。人の寿命は誰も知らない。

しかしこれが事実になるとしたら、かなり笑える光景だ。僕が80歳なら家内は70歳ももう後半だ。そんな二人が、電動カートに乗ってソロソロとスーパー迄行くのか。なんだか春先のお濠のカルガモ親子の行進みたいな気もして滑稽でもある。

結納という今は無くなった習慣。その際の贈答品の中に、「共白髪」と言うのがある。「共に白髪になるまで暮らしましょう・・・」か。家内が見た夢が本当の話であるなら、それが「共白髪」の例なのではないか、と思う。

なんでこんな夢を家内は見たのだろう。嬉しかったことは辛い夢ではなく、なんとも間抜けで可笑しくて、少しだけ涙の出る、そんな夢の話だったことだ。

それはクリスマスの、夜のお話。

 

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