日々これ好日

山や自然、音楽が好き。そんな私は色々な事が起きる日々の中で、好き日を過ごす事を考えています。

奥多摩・金毘羅尾根を歩く

奥多摩・金毘羅尾根を歩く

前回の浅間尾根の翌週、もう少しアマチュア無線が楽しめるルートはないか、ということでいつもの友人(S氏)に立案頂いた計画は御嶽山ケーブルで入山し、金毘羅尾根を経て五日市の駅まで歩こうというものでした。途中の麻生山をメインに据えるということで計画を落とし込みました。

立川駅で「おくたま3号」に乗り換え。御獄で降りると、ケーブル行バスは長い列だ。ケーブルカーの駅でも並ぶ。やはり秋の好日は入山者が多い。10時前に山上広場へ。ここからは下界からは想像もつかない人家の多い山上集落、御嶽山門前町となります。狭いながらに複雑な集落。前回来たときは食料品の移動販売車がこの集落に上がってきていたことを思い出しました。地図を見ながら日の出山へのルートへ。もう30年近く前に幼かった娘と若かった家内と共に登った山です。抱っこ紐で娘を背負って歩いた記憶が明瞭です。今回はすでに無線運用を行っているのでここはパスして、麻生山へ南東に向けて続く金毘羅尾根を探します。

日出山からの尾根と交わる点で金毘羅尾根への指導票があり、下り階段に導かれました。時期に前方に麻生山が見えてきました。メインの縦走ルートは山頂右下をトラバースするのでそのまま尾根を直登し麻生山到着です。東側が伐採され遠くスカイツリーを望む大展望でした。テーブルとベンチが2組ありました。

麻生山での50メガは良く呼ばれて楽しめました。IC705にヘンテナという装備です。これだけ都心の見晴らし胃が良いと交信相手には事欠きませんでした。

再び金毘羅尾根を下り始めます。巻道と合流した辺りからさっきまで居た麻生山が随分と立派に見えます。ここから先は時折作業道も分岐する尾根道を淡々と下ります。かなり長い、という印象です。

金比羅山ですが林道を陸橋でパスして進むとすぐのはずです。顕著な466mピークが地形図上から見えます。しかし尾根道は希薄で、高みにも標識はありません。縦走路に戻り数分進むとその路肩に「金毘羅山」の山名標識が落ちていました。

少し進んだ高みでSさんと1200メガで奥の手交信。その後、琴平神社はバスして、五日市の駅まで里道で降りました。金比羅山とは我が故郷・香川になりますが、ちゃんと神社は琴平神社になっているところが嬉しかったです。

ケーブルで登ったにもかかわらず、何気に長い尾根でした。5時間くらい歩いたことになります。自分としては歩行時間を延ばすことが出来て、病前の状態のリカバリーまでは行きませんが、少しづつ現在の限界値が分かってきている状況。ありがたい話です。

(山行日2021年9月20日

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麻生山山頂からはスカイツリーも含む大展望が広がった。

やや南下して仰ぐ麻生山

里に近づくと彼岸花が咲いていた。