プレシジョンベース（プレべ）とジャズべ－ス（ジャズベ）。ベーシストの好みが分かれますね。自分は断然プレべ。ピックアップ一つというのも潔いし、フラット弦を張って手のひらでミュートしつつ親指で弾いたときの、あのモコモコした音が何とも好きなんです。70年代のソウルはやっぱプレべだな！プレべのスラップもなんとも芋っぽい音で好感あります。
ジャズべのいろいろな音に対する対応性は広いですね。ピックアップ2個というのが大きいのでしょうね。ネックもプレべより細いので演奏はしやすいと言われていますね。とても優等生な感じがするベースです。
結局あの武骨感に惹かれて、プレべばかり使っています。とはいえジャズべも使ってあげないと可哀想なので時々引っ張り出します。2ボリューム1トーンというコントローラはどうもとっさの音量変更の際に焦ってしまうので自分は1ボリューム1バランサー1トーンに回路変更しています。Fenderさん、スミマセン。
そんなふうに手を入れても、プレぺの太いネックを手にすると、あ、やっぱりコレだな、浮気してごめんね。と思っちゃうわけです。ネック太くても馴れてしまえばジャズべと差が感じられません。むしろジャズべが細くて頼りなく思えたり。ただの好みと言ってしまえばそれまでですね。
（2018年4月7日記）
左プレべ、右ジャズべ
