日々これ好日

山や自然、音楽が好き。そんな私は色々な事が起きる日々の中で、好き日を過ごす事を考えています。

再びラグーパスタ

これまでも限りなく作ってきたラグーのパスタに再トライ。

埼玉県で一人住まいをしながら新社会人生活を過ごしている次女が久しぶりに週末に帰宅するというので、頑張って作ってしまいました。なぜなら、これは娘たちの大好物だから。

このソースはロングパスタでもスパゲティでもショートパスタでもなんでも合いますね。大変美味しいし再現性の高いレシピですがベースとなるソフリットづくりは時間がかかるのでやや気絶しますね。

今回はパスタは格安を大量に仕入れてあるのでスパゲティとしました。ラグーは煮込みのニュアンスがあります。よって安い赤ワインが残っていたので遠慮なく使います。

ソフリットは玉ねぎ、セロリ、ニンジンの微塵をひたすら炒めます。これを別皿に移し次は同じフライパンで挽肉を焼きます。ニンニク微塵切りを低温でじっくり匂いつけ。そこに挽肉。牛が美味しい。ただ自分は合い挽きで十分満足。出来るだけブロック感があったほうが美味しいです。だから挽肉はパラパラに崩さずにカタマリ感を残したままじっくり火を通します。火が通ったら赤ワイン。アルコールが消えたあたりで、先ほどのソフリットと混ぜ合わせます。最後に角切りのトマト缶(一缶)投入。じっくりと低温で煮込みます。場合によってはトマトジュースを少し入れても美味しいです。全体的に時間のかかる料理ですが、その分誰が作っても美味しいです。塩コショウで味を調えたらそこにパスタを投入しゆっくり混ぜて、皿へ。粉チーズなど載せるとより美味しいところです。

何か作ったラグーソースが少なそうに思えたのと、シラス干しが冷蔵庫で寂しそうでしたので、ついでの2品目として、異なる味付けで。乾煎りのしらす干しを使ってのいつものペペロンチーノアリオリオを急遽準備しました。ピーマンとエリンギもややお疲れ状態で冷蔵庫でご休憩でしたので、これも救い出しました。アリオリオはやはりニンニクと唐辛子をオリーブオイルで低温でじっくり風味を出すことと、パスタのだし汁を加えて乳化させることがミソのようい思えます。シソがあればそれを載せたいところでしたが、これは冷蔵庫から出払っていました。冷蔵庫野菜室、少しだけさっぱりしました。これも嬉しい!

娘と家内、「美味しい」と喜んでくれます。お世辞と知っても、嬉しいね。料理人の最大のやりがいって、お客様の「ご馳走様でした」と「完食」で感じるんでしょうね。料理人でない自分がそう思うのだから・・・。

だからこれから自分はこれまで以上に料理を作った方に謝意をしっかり伝えようと思います。やはり「感謝」です。

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ラグ-パスタと急ごしらえのジャコのペペロンチーノ・アリオリオ。好評でした